着ることもなく、押入れやタンスの中にずっとしまったまま着物…
皆さんの家にもたくさんあるのではないでしょうか?
私管理人の実家にもそのような着物がたくさん眠っておりました。
今回はそんな着物を実際にバイセルで買い取ってもらいました。
赤裸々な買取レポートをお届けさせていただくので、
・着物買取業者がいまいち信用できなくて頼んでいない人
などはぜひ参考にしていただければと思います。
↓今回当サイト管理人が利用した着物買取↓
目次
着物買取をバイセルで頼んだ理由
・持ち込み買取にもって行くのが面倒臭かった
この2つがバイセルに依頼することにした大きな理由です。
私の家には本当にたくさんの着物があります。
ほとんど祖母のものなのですが、
・「いつか着るかもしれない…」と言うことで取っておいた着物
・友人や親戚から着ないと言うことでもらった着物
そんな着物が押入れのタンスいっぱいにしまってあります。
この先着る機会もほとんどないだろうと言う事で私が提案して、着物の買取査定をすることにしたのです。
そんな着物たちがこちらです。
当時そこまで値段のしなかった「訪問着」や、大事な時に着るために取っておいた「大島紬」など、計20点ほどの着物を査定してもらうことにしました。
バイセルの出張査定の流れ
簡単にフローで説明すると、こんな感じです。
2. 日時を決める(最短30分で駆けつけてくれます)
3. 出張査定に来てもらう
4. 買取金額に納得であればその場で現金受け取り
バイセルの売りは名前の通り、「スピード」が売りです。
査定員の手が空いていて、すぐにアポが取れたら、最短30分で駆けつけてくれます。
また、料金に納得できたらその場で即現金を受け取れるのも魅力的な点です。
実際のところ、本当に早く駆けつけてくれたのか?
実際私が問い合わせた時は、すでに予約が入っていたようで、30分とはさすがに行きませんでした。
結局自分の予定もあったので、次の日の午後に来てもらうことにしてもらいました。
ただ、次の日にすぐ予約が取れたのは個人的には驚いた点でしたね。
謳い文句は結構大げさと言う企業が多い中、なかなか企業努力をしているんだなと感心しました。
【30分で駆けつけてくれるところってぶっちゃけどこなの?】
査定員さんに実際のところどうなのか聞いてみたのですが、
「明確には回答できない」
と言うことでした。
バイセルでは全国に複数拠点を持っており、そこから当日の予約ベースで査定員さんが毎日回っています。
したがって、たまたま電話をもらった時に査定員さんの手が空いていて、かつ予約に空き時間がある時に30分と言うのは実現するそうです。
(うまく噛み合うと30分いないなんて言うのもあるらしい…w)
買取をお願いする時は、2〜3日の日程を考えて連絡するとスムーズに予約が取れると思います。
バイセルで実際に着物査定をしてもらっている様子
と言うことで実際に着物買取をしてもらっている様子をレポートして行きたいと思います。
こちらは祖母自慢の「白大島紬」になります。
当時はかなりの値段がしたとのことですが、査定員さん曰く、
「大島袖は売るよりも着てもらえるのであれば、買取に出すのではなく着てもらいたい」
とのことでした。
具体的にな値段は伏せておきますが、確かに買取の値段を聞いたところ、「それなら売らないほうがいいよな」と納得する金額でした。
【管理人が良いと思った点】
上記のように、安く買い取ろうとするのではなく、売らない方がいいと提案してくれたのが、とても良かったです。
こちらで買取するよりも、今の持ち主に着てもらった方が価値があると言ってくれているようで、とても嬉しくなってしまいました。
↓今回当サイト管理人が利用した着物買取↓
次にこちらの訪問着など、先ほどよりも少し価値の低いものを査定してもらいました。
こちらもやはりそこまで高い値段にはなりませんでした。
もちろん大島紬よりも低い価格での査定となりましたが、
・ 買取後の再利用先がしっかりとある
・ もう着ることがなく、このままだと押入れにただしまっておくだけになってしまう
と言うことから、買い取ってもらうことにしました。
【実は高級品よりも訪問着などの方が再利用先が多い】
一見大島紬など、それなりに高い着物の方が業者にとって欲しいのでは?と思ってしまうのですが、実は違うそうです。
買取った着物を直して、それを展示場などで売ると言う販路以外に、
「レンタル着物としてレンタル業者に販売する」
と言う販路もあるそうです。
京都など、ちょっと歴史ある観光地に出かけた際に、着物で散策したいと言う需要にピッタリマッチングして重宝されるとのこと。
確かにそう言う観光地に行くと、レンタル着物の看板をよく目にしますよね。
そう言ったレンタル着物として活用されるのは、簡単な訪問着なので、需要が高いのです。
全ての着物にしっかりと再利用先があると言うことを聞くと、買取ってもらった方がしまっておくよりもいいなと個人的には思いました。
最終的に売る着物を決め、その場で現金を受け取りました
着られるのであれば着て欲しいということで、最終的に大島紬など価値の高い着物は残しておき、訪問着など、もう着ることのないものは売却することにしました。
着物買取業者に頼むということで、最初祖母は不安そうでした。
しかし査定員の方の、
・とても紳士的な対応
・着物を着られるのであれば売らずに着て欲しい気持ち
これらを査定時に感じて、最終的に祖母も満足いく着物買取となりました。
売却すると決めた着物がある場合、このように契約書にサインすることになります。
そして提示された金額を受け取り、着物の査定は終了となります。
着物買取後のアフターケアも充実している
着物を買取ってもらった後に、コールセンターから電話がかかってきて、
・押し買いなど強引な買取ではなかったか?
・クーリングオフの説明
など、やりとりすることになります。
もしここで不満があればその旨を言うこともできるのはいいですね。
強引な買取ではなかったかを第三者の方が確認を取るということもとてもいいサービスだと思います。
つくづく、「無料でこのクオリティは高いな…」と感心してしまいました。
【着物買取後、8日以内であれば返品してくれます】
クーリングオフ制度に基づき、8日以内であれば売却してしまった着物も戻ってきます。
「やはり売りたくなかった…」、「考え直したら着物を着たくなった」、「着物を譲る相手が見つかった」
など、8日以内であれば返却可能となっているので、売却してしまった後、もう一度考えてもいいかと思います。
(実際にこの制度を利用して返却してもらうかたも少数ですがいるとのことでした。)
まとめ
今回バイセルを利用した感じをまとめてみると、
・査定員から着物に対する情熱を感じた。
・紳士的な対応で、無料の出張買取とは思えないくらい良いサービスだった
総合的にとても満足のいく買取サービスでした。
何より、着物を買取ってもらった後に、
「なんだかとてもスッキリした気持ちになったね、頼んでよかったね!」
と祖母と会話できたのが本当に良かったです。
ちなみに20着ほど売却しましたが、まだまだ私の家にはたくさんの着物や価値のありそうな物が沢山しまってあります。
祖母や親と相談しながら少しずつ片付け、またまとまったらバイセルに依頼してみようかと考えています。